ようやく吹いてくる風に涼しさを感じるようになったこの頃ですが、
まだまだ日中は気温が高く、エアコンなしではまだちょっとつらい毎日ですね

そんな日々に、八王子のちょっと涼しくなる話はいかがですか？

八王子でもっとも有名な心霊スポットといえば、
八王子城ですが、他にも有名な場所があるのをご存知でしょうか。

それは、
鑓水の道了堂跡と呼ばれる場所です。

道了堂とは、鑓水商人の大塚吾郎吉が中心となって
峠を通る旅人や村内の安全のために、村でも見晴らしの良い峠の上に、
浅草花川戸から道了尊を勧請して明治7年（1874）に創建したものであるといわれています。
かつては地元の人々の信仰を集めて繁栄したのですが、
しだいに荒廃し、昭和58年（1983）に倒壊しかけた堂が撤去され、
今は礎石の跡と石の灯篭などがわずかに、かつての面影を偲ばせるのみとなっています。

この道了堂には幽霊が出るという噂があり、
老婆のすすり泣く声が聞こえる、女子大生の霊が現れるというのが
その内容のようです。

なぜ老婆で、なぜ女子大生なのか。
これは実際に道了堂で起こった殺人事件に起因していると言われています。
まず、すすり泣く老婆の霊は、昭和38年（1963）、
強盗目的の犯人によって、道了堂を管理していた82歳の老婆が
殺害されたという事件にちなんでいるようです。
次に女子大生の霊は、昭和48年（1973）に
不倫関係のもつれから女子大生が大学助教授に殺害され、
道了堂跡付近に埋められたという事件がもとになっているようです。

また、道了堂にある地蔵を破壊した連中が
乗っていた車が白かったことから、白い車に乗って
道了堂跡に訪れると呪われるといった噂や、
地蔵を触ると呪われるといった噂もあり、
全国的に比較的有名な心霊スポットとなっています。

実際に起こった二つの事件は、
どちらも殺された被害者の無念を考えると、化けてでても
おかしくないようなものだからこそ、このような噂がたったのでしょうか。
被害者が恐れられるというのは理不尽な気がしますが、
一方で、皮肉なことに、事件を風化させないために、
怪談が一役買っているのは事実のようです。

まだまだ暑い日が続きます。
有名な心霊スポットに足を運んでみるのも、
電気を使わず涼しくなるためにはいいかもしれませんね。
（あーや）

©2008-2011　楽HACHI編集委員会


※ここでご紹介した話はあくまで「噂」です。
　幽霊の出現の有無も含め、現地に足を運ばれた方が
　どのような体験をされても（あるいは出来なくても）
　当方は一切責任を負いません。
※現地周辺には一般の住民の方がいらっしゃいます。
　道了堂を訪れる際には、マナーを守って、
　周りの方に迷惑をかけぬようお願いいたします。

今回は、以前楽ハチでも紹介したペットボトルのふたに関して書かせて下さい



今、「ペットボトルのふたを集めてワクチンにする」という考えは少しずつ広まってきたように思います

学校でも集めているし、ゴミ箱に「ふた入れ」が設置されているコンビニも見かけます。


私の勤務先でも昨年の秋ごろから「ふた入れ」を作り、ある程度たまったら近所のコンビニに渡しに行くというこ

とをしていたんです。



つい先日、いつものようにふたを持ってコンビニへ行くと・・・

「すみません～、ふた集めるのやめちゃったんですよ」

と店員さん。

確かにゴミ箱横のふた入れもなくなっているなんで


理由を聞くと、ふた入れを活用する人はごく僅かだということ（ふた付きで捨てられるペットボトルがほとん

ど！）、そしてふた以外のくずゴミが捨てられてしまい、仕分けが大変だということらしい。


悲しくなりました

捨てるときにふたをはずすのって、ほんの僅かな手間だと思うんです。手間と言えないくらいの。

それをしない、というよりは「ワクチンになることを知らない」ので仕分けない人が多いのではないか？？


もっと周知が必要だ

コンビニのガラス自動ドアやらにポスターを貼るだけでも変わるんじゃないかな、と思いました（Y子）